MandL LIFE

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SONY E 18-135mm F3.5-5.6 OSS(SEL18135)で青空撮影にハマっています

SEL18135の撮影レビュー

今さらSEL18135の便利さにハマる

子供の出産に合わせて購入したα6400ですが、高倍率ズームレンズキットを購入したにも関わらず、つい最近までSIGMA 30mm F1.4 DC DNやSEL24F18Zの単焦点レンズばかり使っていて、ほとんど使うことはありませんでした。というのも、F値の低いレンズのほうが楽しいという先入観が強かったんです。

ですが、カメラを使うようになってチェックするようになったSNSを見ていると、望遠レンズの圧縮効果や望遠のボケを活用した作品を多く、個人的にも好みであることが分かりました。(35mm換算で36mmや45mmばかり使っていたので、単に隣の芝が青く見えている状態なのかもしれませんが)

その影響もあって、ここ最近ではSONY E 18-135mm F3.5-5.6 OSS(SEL18135)を持ち運ぶ機会が増えたのですが、おかげさまで以前よりも写真の面白さに気づくことができました。特にSEL18135を付けて覗くファインダー越しの青い秋空と雲の景色が個人的にツボで、散歩中に空を見上げることも多くなりました。新婚旅行で訪れたカンクンの青空を思い起こすんですよね。

中秋の名月

SEL18135で撮影した中秋の名月

α6400, SEL18135, 1/8sec, F5.6, ISO100, 換算202.5mm(超解像ズーム使用)

前置きで青空の話をしていながら、最初に表示されたのが月の写真でごめんなさい。この写真は2021年9月21日の「中秋の名月」に撮影しました。

青空撮影にハマるきっかけとなったのが、この夜空の撮影です。あいにくの曇り空ではありましたが、α6400の超解像ズームと組み合わせるとこんなに月がはっきりと見えるのか、すごいなぁ、と感動したのを覚えています。

お月さまだけでなく、その周りに浮かぶ雲の形や雰囲気も好きで、青空に浮かぶ雲も撮影してみようと思ったのでした。

 

初めて撮影した青空ともくもく雲

α6400とSEL18135で切り取った秋空と雲

α6400, SEL18135, 1/4000sec, F8.0, ISO100, 換算181.5mm

もくもく雲といえば「龍の巣」

ジブリ好きなら一度は口にしたことがあると思いますが、「天空の城ラピュタ」「紅の豚」「ハウルの動く城」なんか見てもジブリ作品の空と雲ってすごい描写ですよね。(個人的には上記作品に加えて、「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」「風立ちぬ」が好きです。)

レンズ越しに近くで見える雲に心惹かれつつも、Lightroomで現像するということを覚え始めたので、さらに雲を撮影するのが楽しくて仕方がありません。

 

青い空と無機質な鉄骨の組み合わせでそれらしく映る

α6400とSEL18135で切り取った秋空と雲

α6400, SEL18135, 1/1000sec, F4.5, ISO100, 換算60mm

静と動、無機質と有機質、自然と科学、みたいな対比になっているものを組み合わせると若干アートっぽくなりませんか?(この写真をアートと言ってるわけではないです汗)

家を出て30秒の場所から見上げて撮影しただけなんですが、こういう1シーンを切り出して日常を作品に昇華させるというのもカメラの面白さですね。

 

飛行機

α6400とSEL18135で切り取った秋空と雲と飛行機

α6400, SEL18135, 1/2000sec, F5.6, ISO100, 換算201mm

父親が空港で勤務していたこともあり、少年時代は身近な存在だった飛行機。上京してからは旅行以外に飛行機を間近で見る機会もなくなり、疎遠になっていました。

が、2020年から運用開始となった羽田空港の新飛行経路の該当エリアに居住していることを知り、空を撮影するようになってから毎日数機の飛行機に遭遇するようになりました。空を飛ぶ乗り物って、本当カッコいい。ロマンがありますね。

あー、旅行したい。

 

ヒガンバナ(曼珠沙華)

α6400とSEL18135で切り取ったヒガンバナ

α6400, SEL18135, 1/100sec, F5.6, ISO100, 換算117mm

上ばっか見ていると足元の出会いを見逃すぞという天の声が聞こえてきたので、下を向いて歩いていたときに見つけた曼珠沙華。これまでも見たことがあったのかもしれなけど、まじまじと生の曼珠沙華を見るのは初めてでした。

ちょうど曼珠沙華の写真を見る機会が多い時期ということもあり、そのおかげで曼珠沙華に出会うことができました。ありがとう、インターネット。

 

広角で切り取る秋空と雲

SEL18135で撮影した秋空と雲

α6400, SEL18135, 1/2000sec, F11, ISO100, 換算27mm

標準〜中望遠の写真が続いたので、広角で撮影した唯一の成功写真を。建物→雲→雲→太陽とレイヤーになっているので、立体感のある写真になりました。

周りの建物がなくなれば、完全に新婚旅行で訪れたカンクンの青空に近いんですが、そろそろ建物が少ない場所でゆっくり過ごす時間を持ちたい今日このごろです。

 

縦構図の秋空と雲

SEL18135で撮影した縦構図の秋空と雲

α6400, SEL18135, 1/2000sec, F3.5, ISO100, 換算27mm

最後は縦構図の写真です。星も浮かんでいればもっといい写真になったろうなぁと思える1枚。

普段Webメディアの編集者/ライターとして働いているせいか、横構図の写真ばかり採用するため縦構図の写真を撮る機会が少なかったのですが、これを機に縦構図写真の面白さも感じました。(スマホ画面内に画像とテキストがバランス良く表示されることを意識して横構図の写真ばかり使うのは一種の職業病かもしれないですね汗)

 

というわけで、購入したものの全く使っていなかったキットレンズのSEL18135ですが、一度使ってみると広角から望遠まで幅広く撮影できて非常に楽しいです軽くてコンパクトなのでお写んぽにも適していますし。

むしろ、初めから単焦点レンズを2本購入するより、もっとSEL18135を使い込んで撮影したい焦点距離を見極めてからレンズを買い足しても良かったかもしれない、と少し反省したぐらいです。

初めてのカメラだからこそ、広い焦点距離レンジで撮影する機会を作れるのは、これからのカメラライフで一番いい選択肢なのかもしれませんね。