MandL LIFE

夫婦のライフログから家族の記録へ

初産までに生じた予定外の費用まとめ!できるだけの準備と貯金をして損はありません

初産までに生じた予定外の出費まとめ

2021年、第一子が爆誕(*´ω`*)

今年(2021年、令和3年度)に待望の第一子が生まれた我が家ですが、当初は妊娠から出産にかかる費用として50万円程度が必要だと思っていました。インターネットで調べたり、両親や出産を経験した友人の話から、最低でも50万円、出産後も考えれば100万円が必要だね、と夫婦で話もしていた記憶があります。

ですが、実際には出産までに様々なハードルがあり、それを乗り越えるために多くのお金が必要になりました。予定を大きく上回る出費がありました。

ということで、備忘録も兼ねて、初産までに生じた予定外の費用をまとめてみます。

不妊治療/顕微授精(約130万円)

一番大きなハードルが妊娠でした。男性不妊が原因でタイミング療法や人工授精などチャレンジしましたが結果に結びつかず、最終的に採卵と顕微授精を行うことで約130万円の出費が必要になりました。詳細は別途まとめていますので、気になる方は参考にしてください。

mandl.hatenablog.com

助成金の所得制限がなくなりました

当時は我が家の世帯所得が所得制限をほんの少し上回ったために助成金を受けることができませんでした。そのため医療費控除をうけるだけでしたが、現在では令和3年1月1日以降に終了した治療から所得制限が撤廃されたので、以前よりも不妊治療に取り組みやすい環境になりましたね。

2人目も顕微授精になると思うので、その費用負担が軽減されるのは助かります。とはいえ、採卵から凍結までの費用が一番かかるので、本音としてはもっと早くから所得制限を撤廃してほしかったと思います。

 

出生前診断(約15万円)

必ずしも受ける必要はありませんが、我が家は夫婦で話し合った上で受けることにしました。というのも、ICSIで妊娠した子供は染色体異常がふえるの?(論文紹介)といった情報があり、どうしても不安を拭いきれなかったからです。

出生前診断を受けたからといって何かが解決されるわけではありませんが、闇の中を一歩ずつ歩く妊娠期間にとって、少しでもはっきりとした解があるというのは精神的安定をもたらすものです。

悶々と悩む日々から解放される費用としての役割が大きかったです。

mandl.hatenablog.com

 

切迫早産の入院費用(約30万円)

出産までスムーズに進めばよいのですが、そうはいきません。24週に入ったくらいから切迫早産の疑いがかかり、31週から入院→転院でMFICUと臨月に入るまで緊張の日々を過ごしました。

幸い、入院までの期間で限度額適用認定証を申請したり、妻が加入していた私学共済のおかげで自己負担はかなり軽減することができました。

切迫早産はどの家庭でも起こりうることなので、出産費用に加えて最低限準備しておくべきお金だと思います。

mandl.hatenablog.com

 

さい帯血バンク(約27万円)

出産当日、我が家は民間の臍帯血バンクであるステムセル研究所に子供の臍帯血を預けました。10年保管のコースでかかった費用が264,000円です。(20年保管なら319,000円)

申し込みを決断した背景には、顕微授精と切迫早産が重なった影響があります。正直、どちらか一方しか起こっていなかったら、民間の臍帯血バンクに申し込んでいたか分かりません。

大きい負担に耐えながらも妻の頑張りのおかげで命が宿り、緊張が走る期間も経て、やっと対面した初のこども。その子のために、できることはできるだけなんでもしておきたい、後で後悔したくないという気持ちが強く出た結果としてのさい帯血保存でした。

mandl.hatenablog.com

 

ベビーカー、子供の服、おもちゃ、日用品諸々(〜無限)

生まれたら生まれたで、ベビーカー(我が家はサイベックスメリオ)ベビーキャリア(我が家はアンドロソフィー)をはじめ、肌着や服、おもちゃ、必要な日用品、最近では子供に合わせた家具の総入れ替えなど、毎月何かしら出費が続いています。

生後数ヶ月にかかる費用が思った以上に多いと感じる今日このごろです。(購入したものは楽天ROOMでもまとめています)

もし可能なら出産後に必要になる買い物リストと予算を立てておくのが良いかもしれません。場当たりに購入していると出費が増えすぎてしまうので、、、汗

room.rakuten.co.jp

 

できるだけの準備と貯金があっても完璧ということはない

結婚してからは夫婦共有の貯蓄用口座を作って、毎月一定額を入れて貯金し、事前似情報収集や書籍を読んだり準備を進めていましたが、それでも準備不足は否めなかったように思います。それくらい、妊娠/出産は不安定なものだと痛感しました。

そして、おそらく、というか100%、これからの育児のほうが不確実で想定外な問題にぶつかりまくると思うので、できる準備は粛々と行い続けていくしかないですね。