カメラストラップをレザーの高級ブランドにカスタマイズ!愛着のあるアイテムにすれば持って出かけたくなります
これまでSONY α6400に付属していた純正のカメラストラップにピークデザインのアンカーリンクスを付けて使用していました。
使用感としては全然問題なかったのですが、贅沢にも遊んでみたくなり、思い切って高級ブランドのレザーベルトを購入し、カメラストラップとして付け替えてみましたのでレビューしたいと思います。
カメラストラップにした高級ブランドはLOEWE
僕が購入したのは皮革製品で有名なスペインの高級ブランド「LOEWE(ロエベ)」のMAZE STRAP(tan/orange)というレディースバッグのアクセサリーです。
オレンジをベースにしつつ、表面は淡いブラウンに迷路柄(MAZE)のデザインで、派手すぎないのにワンポイントのアクセサリーになる感じに惹かれました。
素材はカーフレザー
購入してから分かったのですが、ストラップの素材はカーフレザーといって生後6ヶ月以内の仔牛の革らしいです。
すべすべした質感と柔軟性のある牛革なので、肩にかけたままでもカメラの移動がスムーズで使いやすいです。(結果オーライでした笑)
一方でカーフレザーは繊細な牛革であるため、ひび割れや破れやすさがデメリットになるようです。
衣服との擦れ以外にもカメラとの接触でダメージを与えることも多いと思うので、このあたりについては追々評価することになりそうです。
楽天市場のRicky's Leatherでストラップジョインターも用意
LOEWEのストラップを購入したはいいものの、そもそもがバッグ用のストラップなので、カメラのストラップ穴に付けることができません。(購入してから気づいたアホがここに……)
ピークデザインのアンカーリンクスの輪っかにそのまま付けても良かったんですが、せっかくのLOEWEのレザーストラップなので、ジョイント部分もレザーにしようと探し、見つけたのが楽天市場の「Ricky's Leather」でした。革素材は有名な栃木レザーです。
このカメラストラップジョインターは2つのサイズ×7つのカラーバリエーションを展開しているので、色んなストラップに合わせやすく、値段も手頃なのでおすすめです。
僕は通常サイズのチョコ色を選びました。思ったよりもこげ茶だった。
これはこれで変ではなかったのですが、カメラに合わせてブラックにするか、オレンジに寄せたキャメルでも良かったかもしれないなーと思っています。
ちなみにα6400にはSmallRigのプレートをつけているのですが、プレートのストラップ穴だとカメラストラップジョインターを付けるのは一苦労でした。
強引に押し込んでやっと通すことができたのですが、自分でカメラストラップをカスタマイズするときは、次回からこの辺も忘れずに考慮したいと思いました。(自戒)
LOEWEをカメラストラップにした使用感
見た目はかなり好みの仕上がりになったものの、元がレディースバッグのストラップなので使いやすいかは別の話。
子供の散歩に合わせて持ち運んでみたので、実際の使用感からメリットやデメリットについて考えてみました。
脱着はしやすい
ピークデザインのアンカーリンクスを購入したのはストラップの脱着のしやすさが理由だったので、LOEWEのストラップに置き換えてもその機能が損なわなかったのはメリットに感じました。むしろアンカーリンクスよりも脱着はスムーズに行えます。
そもそもバッグのストラップは写真のようなカナビラ型が多いと思うので、LOEWEに限らずカメラストラップとしての相性はいいのかもしれません。
ストラップ幅が広く疲れにくい
カメラに付属したSONY純正のストラップよりも幅が広いため、負荷が分散されて付け心地が軽く感じられます。
肩に食い込む感触が全く無いので数時間ぶら下げてても苦になりません。少し重いレンズを付けたとしても、細いストラップより安心感もありました。
エイジングを楽しめる
現時点で感じられるメリットではありませんが、経年変化(エイジング)も魅力だと思います。
カーフレザー素材のアイテムを使うのは初めてなので、どんな変化が生まれていくのか非常に楽しみです。
長さの変更ができない
購入する時点で分かりきっていたことですが、このストラップは長さ変更ができません。
今のところは困る場面に遭遇していないものの、状況次第では長さを変更できないことが不便になることも出てくると思います。
もし長さ変更の必要性に駆られることがあれば、ストラップとジョイントの間に複数のカナビラのようなものを付けて調整しようかなと考えています。
自分なりのカスタマイズで愛着のあるカメラストラップを
カメラを付けて出掛けたくなる工夫の1つがカメラストラップのカスタマイズだと思います。
テンションの上がるデザイン、つけ心地の良い携帯性、いかなる状況でも撮影がしやすい機能性など、自分が優先したいものにこだわってカスタマイズすると愛着も生まれます。
それがレザー製品だとなおさら想い出深いものになると思うので、自分なりのカメラストラップを楽しんでみてください。