MandL LIFE

夫婦のライフログから家族の記録へ

ジブラルタ生命を解約したお話。解約した理由と手続き方法や返戻金について

ジブラルタ生命を解約

加入時に配布される証券ケース

先日、ジブラルタ生命の担当者に解約を申し出て手続きを終えました。後日、解約返戻金が振り込まれる予定ですので、それをもって完全終了となります。

約10年弱、お世話になった保険でしたが、身の回りの環境に合わせて考えた結果、解約して問題ないだろうという結論にたどり着きました。

そこで、生命保険に加入した理由と解約理由、加入した生命保険の種類、解約返戻金の金額など赤裸々にまとめてみようと思います。

加入していた保険の種類

およそ10年間、加入していた保険は次の3つです。

  • 低解約返戻金特則付特定疾病保障終身保険
    ※指定代理請求特約付・リビングニーズ特約付
  • 高度障害療養加算型家族収入保険(保険料払込中無解約返戻金型)
    ※指定代理請求特約付・リビングニーズ特約付
  • 医療保険(14)(保険料払込中無解約返戻金型)B型

いわゆる終身型の生命保険(死亡時/障害時)と家族年金、それから入院時にサポートを受けられる医療保険です。

これら3種類の保険で毎月2万円弱を支払っていました。

保険に加入した理由

保険加入歴はプルデンシャル生命(上司の付き合い)→日本生命(後輩の付き合い)→ジブラルタ生命(同僚の付き合い)で、実は自分から加入しようと思ったことはありません。全て付き合いがきっかけで加入していました(怪しいツボも買っていたかも笑)

ですが、ジブラルタ生命の加入は結構じっくり検討しました。

というのも、肺気胸による緊急手術や入院、潰瘍性大腸炎(現在は寛解中)に罹患したりと病気が続いたこともあって、不安が大きくなっていたからです。

当時は貯金があまりなく、手術や入院にかかる費用を一時的にでも持ち出す余裕があまりなかったため、再発性の高い病気ということもあり、保険に加入しておいたほうが安心だと考えていました。

 

ジブラルタ生命を解約した理由

では、なぜこのタイミングでジブラルタ生命を解約するに至ったかというと、いくつかの要因があります。

  • 貯金の習慣化および貯金額が一定額貯まったことで、現在加入している生命保険に頼る必要がなくなったこと
  • 潰瘍性大腸炎寛解期に入り症状も安定してきたこと
  • この10年で保険を利用する機会がなかったこと
  • iDecoの支払いが始まること
  • 保育園の保育料の支払いが始まり出費が増えること

これまで2回ほど高額療養費制度の手続きをしたことがありますが、貯金もできたことで公的制度でほぼ賄えることから、生命保険の優先度がグッと下がった形です。

また、生命保険に支払っていた金額をiDecoに切り替えることで、より大きな所得控除を受けられるため、次年度以降の保育料負担軽減等のメリットも生まれます。

ぶっちゃけると、なんとなくで10年間支払ってきましたが、このようなタイミングを迎えたことで保険のコスパの悪さに気づいたというのが本音です。

解約手続きはスムーズでした

解約手続きは担当者に電話連絡し、その場で必要な書類の手配等をしてもらうことになりました。

電話中は少々回りくどい言い方でスキを狙っている感じはありましたが、強引な引き止めや説得はなく、心地よい対応をしてもらえたので良かったです。

解約返戻金について

加入していた保険のうち「低解約返戻金特則付特定疾病保障終身保険」は解約返戻金があります。

低解約返戻金特則付とは、毎月の保険料負担を軽減する代わりに中途解約時の返戻金が70%に減額されるというものです。

まだ詳しい金額は分かっていませんが、おそらく約50万円ほどが解約返戻金として戻ってくる予定です。

今年は引っ越しや電動自転車の購入を検討していたので、その資金に充てようと思います。

 

楽天生命に加入する予定です

とはいえ、無保険で生活するのかと言われればそうではありません。

傷病時は公的医療制度を活用できるので問題ありませんが、妻や子供のことを考えれば僕がなにかの拍子で死亡した後にいくらか役立てられるお金を追加で残しておきたいです。

そこで、楽天生命のスーパー定期保険に加入しようと考えています。掛け捨てで毎月の保険料を抑えられますし、楽天カード支払いでポイントが1%貯まります。

残念ながら2022年4月からSPUの対象ではなくなるみたいですが、貯金を無理なく続けらる保険料なので、今の僕にとってちょうどよい商品でした。

 

生命保険は贅沢品なのかもしれない

親とその周囲を見ると当たり前のように加入している生命保険ですが、よくよく考えてみれば生命保険は余剰資金で加入するものだぁと気付かされました。

生命保険に支払うお金があれば、先に貯金・iDeco・積立NISAなどに充てたほうがコスパは高いと思うので、それらを行った上でなお、お金に余裕があるときに生命保険に加入する順序のほうが良いのかもしれません。公的医療制度も充実しているので傷病時にそうそう困ることもなさそうですし。

過去の自分自身を振り返るとこんなときに限って病気や怪我をする予感もあるので、楽天生命の加入が完了するまでは注意深く生活しなくては……。

なんにせよ、規則正しい生活・ストレスの少ない環境に身を置くことが大事だと身を持って痛感しているので、心身ともに健康な生活ができるよう心がけていきたいと思います。

 

お題「断捨離」