MandL LIFE

夫婦のライフログから家族の記録へ

切迫早産にかかった入院費と限度額適用認定証のありがたさ

限度額適用認定証

我が家は不妊治療の末、顕微授精によって第一子を授かり、とうとう臨月に突入しました。我が子と対面するのが楽しみでなりません。

その顕微授精にかかった費用を先日まとめたのですが、臨月までスムーズに進んだかというとそうではありません。24週に入ったくらいから切迫早産かもと疑いがあり、結果的に入院→転院をすることになりました。

切迫早産の疑いがかけられてからの約12週間は色々とばたつきましたので、その間にやったことやかかった入院費用についてまとめたいと思います。安定した妊婦生活を送ってもらいたいものですが、もし自身が同じ状況に立たされたとしたら、そんなときの参考に少しでもなれば幸いです。

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切迫早産と分かってから入院までの間にやったこと

24週に「切迫早産かも」と担当医から伝えられたのですが、妻は入院を頑なに拒否し、31週に入るまでは張り止めの投薬と自宅安静で持ちこたえることになりました。それによって、これまでの生活スタイルも大きく変えることになりました。

以下は夫婦でそれぞれ行ったことです。

  • (妻)入院の可能性も考え限度額適用認定証の申請を行う
    →結果的にすごく助かりました!
  • (妻)産前休暇前の休職を申請※母性健康管理のための休暇
  • (僕)完全リモートワークを申請※コロナ禍で申請しやすかった
  • (僕)家事全般を担当
  • (僕)入院給付金の請求に必要な手続きと書類の確認
  • (夫婦)出産に必須のアイテムを揃える

切迫早産になると一日中ソファもしくはベッドで安静にしなければならないので、家事をしない旦那さんだと大変かもしれません。僕の場合は、普段から料理・洗濯・お風呂掃除などを担当していたこともあってそこまで負担にはなりませんでしたが、朝昼晩それぞれ2人分作るための献立や必要な食材の買い出しに苦労しました。

 

入院して転院、MFICUへ

自宅安静を続けていたのですが、子宮頸管も短くなり続け、妻はとうとう入院することになりました。病院によって必要なものは異なると思いますが、以下にあるようなものを事前にまとめておくと楽かもしれません。

  • 前開きのパジャマ
  • 下着一式
  • ペットボトルの水を何本か
  • 水のいらないシャンプー
  • からだふきシート
  • おしりふきシート
  • 洗面具
  • 暇つぶし用の本など
  • モバイルWi-Fiなど

 

絶対安静の中、点滴による投薬を続けた入院生活。

2週間ほど経過したある日、妻から「今日の診察だと状態が良くないらしい、翌朝に改めて確認して状態が良くなければ、そのまま大きい都立病院へ転院することになるっぽい」との連絡が、、、

翌日、案の定、転院することになり、僕も午後休を取って転院先の病院で手続きをしたり、必要なものを揃えたりとバタバタしました。

 

転院先では、コロナ禍ではありましたが、特別に面会を許してもらいました。

ただ妻が運ばれた部屋が「MFICU(母体・胎児集中治療室)」の個室だったこともあり、一瞬「!!?!?!?!」となりましたが、本人自体は元気そうでホッとしたことを覚えています。

その場で担当医と挨拶をし、症状の説明をしてもらいながら、手術や輸血に伴う感染症リスクなどなど色々な書類にサインをしてその日は終わりました。

その後は薬の強さを変えたり、肝臓の数値が悪いとのことで薬の量を調整したりと、入院期間中に医師や看護婦、妻が頑張ってくれたことで、臨月の今は自宅で一緒に過ごすことができています。

僕の立場からするとバタバタはしましたが、あっという間に戻ってきてくれたという感じです。正直なところ、約1ヶ月間一人暮らしをしたわけですが、同棲/結婚後の一人暮らしは寂しいですね笑。特に、一瞬ふっと、もしものことが頭に浮かんできたりして、泣きそうになることもありましたので、こういう想いはできるだけしたくないものです。

 

かかった入院費用は合計約30万円

2つの病院で計1ヶ月間の入院になったわけですが、かかった入院費用は合計約30万円程度になりました。MFICUに6日間いたことが、入院費用の増加に繋がりました。また、約1ヶ月の入院ではありましたが、月またぎの入院になってしまったので、各月の限度額いっぱいの支払いが必要になったことも大きな要因となります。

とはいえ、妻が事前に限度額適用認定証を申請してくれたおかげで、あとから高額医療費制度の申請をできたとしても、目先の出費を抑えることができて大変助かりました。

 

妊娠期間は早めの限度額適用認定証の申請を

切迫早産だけでなく、妊娠悪阻・妊娠糖尿病・帝王切開など、妊娠期間は予定外の治療費や入院費が嵩むことがあります。

限度額適用認定証は申請から受け取るまで数週間かかりますので、妊娠が分かったら早めの手続きをおすすめします。一度発効されれば最長1年間は有効になるはずです。

加入している健康保険もしくは人事部に相談してみましょう。

 

どうか無事に出産を終え、元気な姿で会いたいですね。