ブルンジ ブシンデ WSをレビュー!SHIKISHIMA COFFEE FACTORY「はじめての敷島焙煎所セット」より
ケニア キリニヤガ カリイABとエチオピア シダモ シャンタウェネとレビューしてきた「はじめての敷島焙煎所セット」シリーズですが、最後は「ブルンジ ブシンデ WS」というコーヒー豆を紹介します。
個人的には3種類の豆の中で、一番気に入ったコーヒー豆でした。
ブルンジ ブシンデ WSとは
これまで同様に、「ブルンジ ブシンデ WS」も紹介カードに記載されていた内容を引用させていただきます。
ブルンジのコーヒー生産の中心地であるカヤンザに位置する、ブシンデウォッシングステーション。
クオリティを重視したロットとして、ブルンジでは珍しくナチュラルの精製に取り組んでいます。ブルンジの天候サイクルを踏まえ、気温が高く安定している時期に平均で30日間かけて丁寧に乾燥させています。
〜中略〜
品種 / ブルボン
栽培標高 / 1650-1800m
精製方法 / ナチュラル
「ブルンジ ブシンデ WS」の精製方法はこれまでのコーヒー豆と違いナチュラルということで、改めてウォッシュドとナチュラルの違いを確認してみました。
ちなみに、ナチュラルのコーヒー豆は僕にとっておそらく人生初の経験だったので、ワクワクしながらのハンドドリップ時間を過ごしました。
ブルンジ ブシンデ WSを飲んでみました
「ケニア キリニヤガ カリイAB」と「エチオピア シダモ シャンタウェネ」と同様に豆の大きさは小粒でした。ただ、2つのコーヒー豆と明らかに違ったのは香りです。
袋を開けたときは、カカオ含有量が多い板チョコやローストアーモンドをイメージしたのですが、、徐々に木や土のような自然をイメージさせる香りに感じるようになりました。
豆を挽くと、甘さを少し感じるようなフルーティーさもありました。
引き続き他のコーヒー豆と同じ条件で比べてみたかったので、ドリップコーヒーレシピはいつものやつです。
(今回のドリップコーヒーレシピ)
- コーヒー豆:20g
- 挽き目:中細挽き(コマンダンテのミルで25クリック)
- お湯の温度:85度〜90度
- お湯の量:260ml
- ドリッパー:ウェーブドリッパー(カリタ)
- むらし時間:45〜60秒
- ドリップ時間:2分〜2分30秒
ガスでむくむく膨らんで気持ちがいい
僕のようなハンドドリップ初級者にありがちだと思うのですが、ブクブク泡が出て膨らんでいる様子にテンションのピークがあって、コーヒー自体はなんとなく飲んでしまうってことないですか(´・ω・`)
ブログにレビューを記録するようになって、味わうことを覚えたようなものなので、目的をどこに置くかは本当に大事なんだなって思いました。(仕事など他のシーンでも意識したい……!)
赤土感のあるコーヒー
「エチオピア シダモ シャンタウェネ」は透明感のある琥珀色だったのですが、「ブルンジ ブシンデ WS」は赤土感のある茶色に近いコーヒーがドリップされました。
焙煎具合が違ったり、淹れ方が安定していないからというのもあるかもしれませんが、豆によって抽出されるコーヒーの見た目が三者三様であることを知れたのは、「はじめての敷島焙煎所セット」を購入して一番良かったことかもしれません。
めっちゃチョコ、でもちょっと待てよ、、、
一口目の印象は「チョコだ……。」だったのですが、2口目、3口目と飲み進めるごとにチョコの印象は薄れていき、ベリーの酸っぱさとほのかな甘味が入り混じったようなフレーバーになっていきました。カカオ70%や80%といった板チョコの苦味を取り除いた感じにも近いかもしれません。
夕方から夜に飲みたくなるようなコーヒーでした。
ブルンジ ブシンデ WSの評価
「はじめての敷島焙煎所セット」の中で、香り・味わいともに一番好みだったのが「ブルンジ ブシンデ WS」でした。
酸味系コーヒーが飲みたくなったときは、今のところレギュラーメンバーとしてリピートしたい豆です。
- コク:★★★☆☆
- 酸味:★★★★☆
- 苦味:★☆☆☆☆
- 香り:★★★★★
- フレーバー:カカオ含有率の高いチョコレート、ベリーの甘みと酸っぱさ
- 総合評価:★★★☆☆
- リピートしたいか:したい
※様々なコーヒー豆を飲み比べたわけではないので主観的な絶対評価です!