Air Choiceの空気清浄機 AP-250Aをレビュー!一人暮らしや寝室におすすめのサイズ感と搭載機能
出産に合わせて家の空気清浄機をBlueairの「Blue Pure 411」に買い替えて半年が過ぎました。どのくらいの効果があるのか目に見えるわけではありませんが、スペックとコンパクトなサイズ感を考えると、今のお家にぴったりなので満足しています。
そこで、寝室とリビングの2台体制にしようかと検討しているのですが、新機種が発売されて安くなったとはいえ、購入には至っていませんでした。
そんなときに見つけたのが、Air Choiceというメーカーの「AP-250A」でした。機能やサイズ感は申し分なく、それでいて1万円を切る価格に惹かれたわけです。
家に届いてから約2週間、毎日使った使用感をまとめます。
Air ChoiceのAP-250Aの特長
最初に「Air Choice AP-250A」がどのような空気清浄機なのか、主な特長やスペック面をまとめてみました。
円筒形のコンパクトなサイズ感
「Air Choice AP-250A」はコンパクトな空気清浄機です。サイズは直径22cm×高さ36cm、重さはフィルター込みで3kgを切ります。
円筒形で吸気口がほぼ360度全方位にあるため、一般的な空気清浄機を置けないスペースでも設置できる自由度が魅力です。
H13グレードのHEPAフィルター含む4層構造を採用
「Air Choice AP-250A」には4層構造のフィルターが採用されています。その内の一層は高い粒子捕集効率を有するHEPAフィルターであり、花粉やPM2.5などの微細な粒子もしっかりこしとります。
※集じんフィルターの除去性能であり、部屋全体の除去性能とは異なります。
4層の内訳は内側から以下のフィルターで構成されています。
- 活性炭フィルター:脱臭
- 除菌フィルター:カビ菌などを抑制
- H13 HEPAフィルター:花粉やPM2.5などの微細な粒子をこしとる
- プレフィルター:ホコリや髪の毛など比較的大きな汚れをキャッチ
一点気になったのは、HEPAフィルターのH13グレードについて詳細を調べてみると、
- フィルター全体の捕集効率:99.95%
- 局所的な捕集効率:99.75%
とあり、商品ページに記載されている「0.3μm以上の微粒子を99.97%除去する」というスペックと差異が見られる点です。多少の差ではありますが、空気清浄機の性能については記載情報を信じるしかありませんので、気になる方は気になるかも知れません。
シーンによって使い分けられる多機能性
「Blue Pure 411」と比べて、個人的に最も嬉しかったのが多機能性です。「Blue Pure 411」では電源オン/オフと3段階の風量調整を兼ねたボタンが1つしかないのですが、「Air Choice AP-250A」は状況に合わせて使い分けられる機能が搭載されています。
コントロール部には以下機能の設定および表示で確認できるようになっています。
- 電源ボタン
- 風量調整(Low/Medium/High/Auto)
- タイマー(2h/4h/6h)
- チャイルドロック
- おやすみモード
- ライト(全点灯/LEDライトのみオフ/全オフ)
- フィルター交換サイン
製品スペック
項目 | スペック |
---|---|
対応面積 | 最大18畳 |
清浄時間 | 15分 |
CADR値 | 250m³/h |
集じんフィルター | H13グレードHEPAフィルター |
集じん性能 | 0.3μm以上の微粒子において フィルター全体の捕集効率:99.95% 局所的な捕集効率:99.75% |
除菌 | 除菌フィルター |
脱臭 | 活性炭フィルター |
フィルター交換時期 | 3ヶ月 |
稼働音 | 51db ※おやすみモード時:32.2db |
吸気口位置 | 下部/ほぼ360度全方位 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 22cm×22cm×36cm |
重さ | 2.9kg |
Amazon税込価格 | 9,998円 |
Air ChoiceのAP-250Aを使ってみた感想
「Air Choice AP-250A」は、我が家のような子育て世帯でも使いやすい空気清浄機だと感じました。我が家にが届いてから数週間経ちましたので、実際の使用感を紹介します。
子育て家庭に嬉しい静音モード
上の画像は3段階の風量+おやすみモード時に騒音計で計測したものです。計測位置が近いということもありますが、Mediumモード・Highモード時はそこそこの動作音が響きます。ちなみに、70dBで"大声・高速走行中の自動車内・セミの鳴き声"くらいの大きさが音量の目安になります。
普段の生活音は40dB〜50dB(我が家は40dB〜45dB)なので、おやすみモードにすると寝室でも気になりません。子供の睡眠を邪魔しないため、おやすみモードの静音性は非常に助かります。
(補足)
「Air Choice AP-250A」の公式情報ではHighモード時で51dB、おやすみモード時で32.2dbの超静音設計になります。
我が家は空気清浄機の設置場所と生活エリアの距離が近いことから製品に近い位置で計測したのですが、使用環境によっては「Air Choice AP-250A」の動作音は全く気にならないほどの静音性を誇りますので安心してください。
シンプル構造でお手入れが簡単
「Air Choice AP-250A」は非常にシンプルな構造で手入れのしやすさも魅力に感じました。コントロール部はタッチパネルのフラットな面なのでサッと拭き掃除がしやすく、あとは定期的にフィルターを交換して使用するだけです。
気合を入れて分解してガッツリ清掃する必要がないので、メンテナンス性の高さも評価できるポイントでした。
フィルターの交換時期目安は短いかも
確かにフィルター交換だけで済ませられるメンテナンス性の高さは魅力的なのですが、交換時期目安が3ヶ月というのは短いように思いました。
というのも、現在使っている「Blue Pure 411」のフィルター交換は6ヶ月単位だからです。
真面目に交換時期を守ると、年間あたりの交換フィルター費用は「Air Choice AP-250A」のほうが高くなります。
- 「Blue Pure 411」:6,600円 = 3,300円/個×2回/年
- 「Air Choice AP-250A」:9,520円 = 2,380円/個×4回/年
空気清浄機を長く使うことを考えると、本体こそ「Air Choice AP-250A」のほうが安いですが、トータルコストで高くついてしまうかも、、、という懸念が残る結果になりました。ただ、実際のフィルター交換時期は住環境によって異なるので、とりあえずフィルター交換アイコンが点灯するまでは、この評価については一旦差し控えておきたいと思います。
とりあえず、交換用フィルターはAmazonの定期おトク便に対応してくれたら嬉しいですね。
もう一台必要なときのサブ空気清浄機としておすすめ
「Air Choice AP-250A」はコンパクトさと手頃な値段から、寝室や子供部屋などに空気清浄機を買い足したいときにおすすめの一台です。一人暮らしの1R/1Kの賃貸向きの空気清浄機でもあります。
高性能フィルターに多機能さとコンパクトさを考えると、特にイニシャルコストで考えれば、非常にコスパの高い製品かもしれません。
とにかく子供の睡眠を邪魔しない空気清浄機を寝室に設置したかった我が家としては、「Air Choice AP-250A」を導入して成功でした。