MandL LIFE

夫婦のライフログから家族の記録へ

リモートワーク育児をしてみた感想!メリットと育休でなければ出来ない課題感

育休よりもリモートワーク

リモートワークしながらの育児

妻が安定期に入った時期と同じくらいにリモートワークに切り替わってはや一年。会社からは育休取得を推奨されたものの、育休は取らずにリモートワークを継続しています。

もしコロナ前のような出社主体であれば、夫婦揃って育休を取得していたと思いますが、妻が育休を取得している以上、妻とも相談して僕はリモートワークしながら育児に取り組むことにしました。

それから3ヶ月ほど経つわけですが、リモートワーク育児のメリットや、逆に育休でなければ難しいものが分かってきたので簡単にまとめます。

育休を取らなくてもリモートワークでできる育児

育休よりもリモートワークがおすすめ

現在、僕は毎日8時間労働のフルタイム社員としてリモートワークをしています。そのなかで、実際に僕が日常的にしている家事や育児を一覧にしてみました。

  • 朝昼晩のご飯の用意
  • 朝の散歩(雨天時は除く)
  • 入浴
  • ゴミ捨て
  • お風呂掃除
  • 洗濯※
  • 皿洗い※
  • スーパーの買い出し※
  • お着替え※
  • 部屋の掃除※
  • おむつ交換▲
  • 寝かしつけ▲
  • 一緒に遊ぶ▲
  • 深夜帯のおむつ交換▲
  • トイレ掃除▲

※は基本僕で妻がサポート、▲は妻がメインで僕は仕事の合間などに参加できる程度にんります。最初はミルクをあげることもあったのですが、現在は完母に切り替わったこともあり、妻が頑張ってくれています。

育休取得者と比べて僕がどれだけできているのか比較することはできないのですが、妻からも「育休取得しなくてもいいんじゃない?」と意見のすり合わせもしており、現状はこのような役割分担で落ち着いています。

通勤時間を家事や育児に充てられることが大きい

リモートワークの良さは通勤時間を省略できることで、先ほど一覧にした家事や育児のほとんどは本来通勤に充てていた時間を活用することで実現しています。

もともと片道30分程度(往復1時間)の通勤時間ではありましたが、他にも身だしなみ時間や荷物整理の時間、コンビニやカフェに買い出しする休憩時間、惰性によるちょっとした残業なども全て家事や育児に充てられますので、通勤にかけていた以上の時間を活用することができています。

加えて、たまーにですが子供を抱っこしながらパソコンに向かって仕事することもできるので、勤務時間でも一緒に過ごす時間を増やせるのは大きなメリットに感じます。

 

育児休暇のデメリット

育児休暇のデメリット

育児に専念できるという点で育児休暇は必要不可欠の制度だと思いますが、実際に取得中の妻の状況を見ると以下3点をデメリットに感じました。

  1. 面倒な書類手続き
  2. 給料の3分の1相当が減ること
  3. 支給開始まで2ヶ月〜3ヶ月かかること

①②は仕方がないとしても、③は貯蓄がないとお金が回らない状況に陥ってしまうケースもあると思います。なぜなら、出産してから当初の想像以上に「あれも買わなきゃ」「これも買っておかなきゃ」と出費がかさみ、いくらか貯蓄を食い潰す月もあったからです。

給料なら翌月に振り込まれますが、夫婦で育児休暇を取得していたとしたら、たとえ貯蓄があろうとも振り込み日まで不安が頭をよぎる生活を過ごしていたかもしれません。(これ結構ストレスで夫婦の衝突回数を増やすことに繋がりかねないので要注意です)

そういう意味でも、育児休暇を取得せずとも一緒に過ごす時間を取れていることは非常にありがたく思います。

 

育休でなければ解消できないこと

妻の完全なるサポートには育休が必須

妻の完全なるサポートには育休が必須

一方で育休でなければ解消できなさそうな課題も最近分かりました。

それは、リモートワークで四六時中一緒に過ごせたとしても、妻の心身ケアには不十分だということです。

授乳して寝かしつけておむつを変えて、たまに遊んで、また授乳する。それを24時間毎日続けると不意に無気力になったり、それから逃れられないことで辛くなったりと、夫の僕が想像している何十倍もの負担がのしかかります。

この負担を軽減する方法はできるだけまとまったフリー時間を作ってあげることだと思うのですが、リモートワークだと土日祝日しか対応できません。

育休期間なら毎日でなくても2日1回や3日に1回でも短いスパンで時間を作ってあげられるので、気分転換やまとまった睡眠時間を取りやすくなるので、もし2人目が生まれた暁には遠慮なく育休を取ろうと決めています。

 

大事なのは育児休暇を取ることではなく、どう育児に取り組むか

育児休暇よりも取り組み方が大事

「男性も育児休暇を取りやすい社会作りを」ということで様々な動きが見られますが、大事なのは育休を取得することよりも、まずは自分がどう育児に取り組みたいかを考えて実行することが重要なんだろうと思います。

育休という選択肢が増えることは大歓迎ですが、育休を取ることが全てではないことも知っておくべきかもしれません。

そのために夫婦間のコミュニケーションと考えのすり合わせは、これまで以上にする必要があります。忙しい日々でちゃんと向き合う時間を蔑ろにしてしまいがちですが、ちょっと数分でもいいので話し合いを続け、子供にとって良い環境にしていきたいと思います。

 

と、偉そうなことを言いつつ、これから保育園に入ると今より過ごす時間が減ってしまうことを考えると寂しすぎて、時間は取れるうちに取ったほうがいいので育休が最適解なのかも?と少し後悔しつつあります笑