パパ育休を取得して痛感。リモートワークしながらの育児は育児ではなかった件
子供が生まれたのは2021年4月。その頃にはすでにリモートワークが確立されており、生後11ヶ月を迎える日まで育休を取得している妻とリモートワークしながらの僕とで家事を分担しながら育児に励んでいました。
いや、今となっては励んでいるつもりだった、という表現のほうが合っているかもしれません。
2022年3月からパパ・ママ育休プラス制度の活用も含めて約2ヶ月の育休を取得しているわけですが、正直ナメてました汗
リモートワークをしながらの育児の延長にあると思っていた育児は、全くの別物でした汗。スポーツで例えるとサッカーと野球くらい違いました。
具体的にリモートワークしながらの育児とどんな違いがあったのか、言語化してみようと思います。
リモートワークしながらの育児は育児じゃなかった
結論から言ってしまいましたが、「リモートワークしながら育児している」と胸を張っている方(特に男性)がいたら、配偶者に多大なる感謝を伝え行動で示すとともに、育児やってるアピールは辞めるべきです。(←自分自身に言ってます)
繰り返しになりますが、リモートワークをしながらの育児は、あくまでも「ながら育児≒片手間育児」でしかなく、その延長線上に全振り育児はありませんでした。
都合よく仕事に逃げられる環境があるだけだった
リモートワークしながらも育児に取り組めていると勘違いしたのは、文字通り一日中、子供を向き合い続けなくても良いからです。
出来るときだけ育児し、自分のタイミングでいつでも仕事に戻る(育児から離れる)ことでバランスが取れていたのだと思います。
育休に入り、育児と家事だけの毎日を過ごしてみて分かったのは、想像以上に精神的負担が大きかったことです。
大前提として子供と過ごす時間は非常に愛おしく、楽しく、日々の成長に幸せと喜びを感じられる毎日を過ごせているのですが、程度の大小こそあれ、次のような負担が毎日のしかかります。
- 自分の時間をなかなか取れないもどかしさ
- なかなか思うようにいかないもどかしさ
- 慢性的な寝不足状態
- ちょっとしたことでイラッとしやすくなる
- イラッとしたことに自己嫌悪に陥り、負のループが始まる
妻が気を遣ってくれていただけだった
結局はリモートワークをしている僕に気遣った妻が、"お願い"という形で比較的やりやすい育児だけをパスしてくれていただけだったということです。
僕はそれに気づかずに、「リモートワークしながらも育児できてる!」と勘違いしていただけなのでした。(しょーもない)
パパ育休はもっと促進されるべき
いくらリモートワークが進んだからといって、そこで"パパが育児に参加しやすい環境に一歩進んだ"という認識が広がるのは良くないと痛感しました。当初は調子こいてすみませんでした、と世の中のママに謝りたいくらいです。
24時間一緒にいることと、24時間向き合うことは、全くの別物です。やはり育児をするなら、片手間ではなく、ちゃんと育休を取得して全力で向き合う時間を作ることで、分かること、理解できることがあるのだなぁと身を持って経験することができました。
共働きの育児が不安になってきた
これから共働きになる我が家にとって、果たして育児と家事と仕事を両立できるのか不安で仕方がありません。これからの生活リズムや役割分担など、ある程度はシミュレーションしつつも未知の世界に足を踏み入れます。
先輩パパさんやママさんはどうしてたんですか?(´・ω・`)
ほとんどの世帯がそれを遂行していることから、恐らく僕らも出来ちゃうと思うのですが、早い段階で生活リズムが一度崩壊→立て直すみたいなことが起きそうな予感が……。
とはいえ、残り約1ヶ月の育休がありますので、その間に保育園生活のリズムを掴み、スムーズに復職・共働きの生活に突入できるよう取り組んでいきたいと思います。