【男性不妊】精子の質が改善するために短期間で取り組んだこと
先日、初めての採卵が無事に終わったのですが、採卵時に行った精液検査の値が良くなっていたことに気づきました✨
約20日間の短期間ではありましたが、結果として精子力が改善したことから実際に取り組んだことを紹介したいと思います。
男性不妊について
僕の男性不妊は「無力精子症(むりょくせいししょう)」と「乏精子症(ぼうせいししょう)」の症状があり、簡単に言うと「量が少なく質も悪い精子」となります。
体外受精に進む前に通っていたクリニックでは、人工授精時に1匹もいないためにできないこともありました😅
そのような状況から男性不妊外来に通ったところ「自然妊娠は難しい」と医師から言われたために、体外受精(顕微授精)にステップアップした現状があります。
精液検査の結果の前後比較
精液検査の結果はすべて遠心処理前の数字で、液量から正常形態率はWHOの基準値、SMI以降の値は「精子特性分析機 SQA-V」での精子判定基準となります。
結果的には顕微授精となりましたが、それでも値を比較して分かるようにほとんどすべての値で改善したことは良い傾向だと思います。
項目 | 基準値 | 2020年5月30日 | 2020年6月18日 |
---|---|---|---|
液量 | 1.5ml以上 | 2.0ml | 2.6ml |
濃度 | 15.0×10の6乗/ml | 12.0×10の6乗/ml | 24.0×10の6乗/ml |
運動率 | 40%以上 | 20.8% | 75.0% |
正常形態率 | 4%以上 | 1.1% | 4.2% |
SMI※1 | 80以上 | 27 | 46 |
PMSC<a>※2 | 5.0×10の6乗/ml | 1.3×10の6乗/ml | 3.6×10の6乗/ml |
PMSC<a+b>※3 | 10.0×10の6乗/ml | 4.4×10の6乗/ml | 7.3×10の6乗/ml |
精子力改善のために取り組んだこと
2020年5月30日の精子凍結時に行った精液検査から2020年6月18日の採卵時までに、次の6つのことに取り組みました。
科学的根拠が乏しいものばかりですし、特にこれが一番効果があったというものは分かりかねるので、あくまでも参考にしていただければと思います❗️
リポビタンDスーパーを定期的に摂取
男性不妊について調べてみると「L-アルギニン」が入っている「リポビタンDスーパー」が良いと紹介されている記事やブログが色々あり、僕も定期的に飲むようにしました。
ちなみに「リポビタンDハイパー」のほうが効きそうに見えますが、ハイパーには「L-アルギニン」が入っていないので気をつけてください⚠️
夫もはじめに「リポビタンDハイパー」を購入したのですが、あとから「L-アルギニン」が入っていないに気づいたそうです笑
はなおかIVFクリニック品川さんで次のような資料もありましたので参考にしてください。
参考→https://www.ivf-shinagawa.com/pdf/L-Arginine.pdf
精育サプリを毎日摂取
男性不妊外来時に医師からサプリメントをおすすめされたので、まずは手頃な値段の「精育サプリ」を購入して毎日飲みました💊
サプリ自体は足の裏のすっぱいにおいがするので少し抵抗がありました笑
匂いに敏感な方は苦手かもしれません汗
早く寝る
元々夜型人間だったので、採卵まではとにかく早く寝るように気をつけました👊
これまで12時過ぎ、1時、2時まで起きることが多かったのですが、最近は12時前には就寝するようになりました💤
お昼は毎日お弁当
お昼ごはんは外食もしくはコンビニ飯が大半だったのですが、家で作った弁当を持参するようにしました🍱
毎週土日は一緒に買い出しをして、1週間の作り置きや下味冷凍を作るのが夫婦の習慣になっています🍳
朝ご飯をしっかり食べる、必ず毎日3食食べる
僕は朝食を取らない1日2食生活がルーティーンだったのですが、家で食べられなくても会社で朝食を取れるようにお弁当と一緒におにぎりも持つようにしました🍙
揚げ玉としそわかめが好きなので、おにぎりの具材も飽きないように「オリジナルの悪魔のおにぎり」と「萩・井上商店のしそわかめ」を定期的に入れ替えています👍
禁欲期間を2倍にする
通常は禁欲期間を2日〜4日間と指定されるのですが、僕の場合は2日間の禁欲期間が比較的数字の良い結果が続いていました。
ですが、今回の採卵は多めの卵子が取れそうだということもあり、最長の4日間の禁欲期間を設けました🈲
液量と濃度が高かったことからも、禁欲期間を長くしたことは一定の成果に繋がったように思います☺️
早めの精液検査をおすすめします
妊活は夫婦で取り組んでいくものではありますが、負担の度合いは圧倒的に女性のほうが多いので、男性側の現状だけでも早めにクリアになっていると取れる行動も違ってきます。
もし男性で将来的に子供を授かりたいなぁと考えている方がいれば、できるだけ早い段階で一度は精液検査をしてみることをおすすめします。
妊活や出産について無知であることを改めて痛感し、加えて紹介した取り組んだことはほとんどが妻発信で行ったものです。
夫婦で取り組むものなので、これから妊活に取り組む男性諸君は、妻をリードするつもりくらいで取り組んだほうが足並みが揃うかもしれません。